第1回 JYJ 成功への一歩


写真協力:Fm yokohama「Radio HITS Radio」


リニューアル第1回はJYJをピックアップしました。2013年に日本での活動を再開したJYJですが、他ではあまり語られることがなかったメンバー本人たちの想いを、当時のインタビューを振り返りながら紹介したいと思います。

「福山雅治さん、Hydeさんのように、若い時にやれることを長くやれたらいいなと思う」

ジェジュンの入隊を機に、グループとしての活動はしばらく休止状態となったJYJ。日本語で歌った「Wake Me Tonight」のリリースで、日本での活動を再開させましたが、本格的な動きはもうしばらく先のこととなりそうです。ジェジュンの凛々しい軍人としての姿が最近ネットでアップされましたが、男気溢れる彼らしい姿に安心しました。「目標は毎年変わる。新しい欲が生まれると変わるよね。できたら、福山雅治さん、Hydeさんのように、いつまでも明るく、若い時にやれることを長くやれたらいいなと思う。年を取ってからできることもあるかもしれないけれど、僕は若い精神でずっと続けていきたい。だから元気じゃないとね」。2013年、「WWW」のプロモーションで来日した時のインタビューです。同時に40歳まで独身を宣言し、「自分でそれを決めつけることで、モチベーションを上げていくんだ」と。これこそジェジュン流です。

「ファンの人たちが泣いているのを見て、思わず泣いてしまった」

ジェジュンに会った半年後の2014年、ジュンスと再会しました。ミュージカル仕立てのコンサートでは、東方神起のメドレーを歌い涙したジュンス。「リハから涙が出そうだったけど、ファンの人たちが泣いているのを見て、思わず泣いてしまった」とジュンス。ミュージカルとの出会いによって、新しい夢が生まれ、新しい自分に出会ったといいます。逆境から生まれるものは、心底その人が求めているものであり、挑戦でもあるんですね。同年リリースしたJYJとしてのアルバム「Just Us」で、グループとしての新たな挑戦を試み、2014年のジュンスは、ミュージカルのキャリアをさらに重ね「ドラキュラ」に出演。そして2015年もミュージカル「デスノート」があり、さらにソロ・アルバム「FLOWER」をリリースし、新しい音域を披露する楽曲にも挑戦しました。

「趣味は曲作りだ」と言っていた彼は新しい自分を発見

ユチョンは、言うまでもなく俳優として確固たる地位を築きました。「トキメキ☆成均館スキャンダル」「屋根部屋のプリンス」「会いたい」「3days」などのヒット・ドラマや映画に休むことなく出演。新作ドラマ「匂いを見る少女」は、7月から日本でも放送が始まります。そして間もなくファンミーティングでの来日も予定されていますね。ミュージシャンとしてのユチョンは、以前からクリエイティヴな才能を発揮し、作曲活動は早くから始めていました。東方神起時代は、無我夢中で曲を書いていたことを記憶します。趣味は?と聞くといつも「曲作りだ」、と答えていたユチョンが、音楽以外の顔で、これほどまでに成功した姿を見ると、少し不思議な気持ちになります。彼も逆境をチャンスに変え、見事新しい自分を発見したのですね。

ファンの心を傷つけた。だからこそ、自分たちができることに心をこめて…

JYJとしての活動は2010年から始まりました。東京ドーム、大阪ドームでの公演は大成功、ファースト・アルバムは、カニエ・ウエスト、ロドニー・ジェーキンズといった名プロデューサーが手掛け、CDは大成功を収めましたが、さまざまな訴訟問題がついてまわり、活動の制限が強いられました。何が間違って、誰が正しいかというよりも、東方神起の分裂はファンの心を傷つけたことには変わりないことを、3人は十分に分かっています。だからこそ、甘んじて処分を受け、自分たちができることをひとつひとつ心をこめてやり続けるしかなかったのでしょう。

「あの時のディレクターに感謝している」

JYJとして活動してからの5年間。日本のファンは変わらず彼らを応援してきました。ファンにとっては「Just Us」のリリース、日本語楽曲「Wake Me Tonight」のリリースは、大切な彼らからの贈り物なのです。「東方神起時代に、日本の音楽ファンが好きになるヴォーカルの色があると聞かされた。それでもともとの声質を少し細く変えることになったんだ。それは成功するためのことだったけど、その時に作られた声が今でも愛されているのは嬉しい。自分もその声が気に入っているし、もしかしたら、これが本当の俺の声だったんじゃないかって思う。あの時のディレクターに、今は有難い気持ちでいる」とジェジュン。その時に気づかないことが、時を経て気づくことがあります。人間とはそういうものです。気づいたその時に感謝の気持ちを素直に表すことが大切だということです。

エンターテインメントの世界は、アーティストの思いだけでは成功しません。実力と才能があっても、それは成功という言葉の枠にはあてはまらないでしょう。何が成功で、何が失敗なのかは本人の目指すところにもよります。JYJは、さまざまな出来事を素直に受け止め、自分たちで消化し、自分たちが目指すところに向かっています。今は、それぞれが与えられた役割を全うし活動するとき。数年後、3人が笑顔でステージに立つ時こそ、彼らが求めてきた成功への一歩となるはずです。

リニューアル初回は、JYJをピックアップしましたがいかがでしたか。ユチョンの来日時には、彼の思いが言葉になって伝えられるはずです。楽しみですね。

<関連楽曲>
JYJ    ジェジュン
ジュンス    Wake Me Tonight
屋根部屋のプリンス OST    匂いを見る少女 OST

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