第10回 ~AOAインタビュー~  ガールズ特集

   みなさん、チョン・ジュニョンの来日公演が決定しました!12月13日Zepp Diver Cityです。日本の熱心なファンのみなさんの気持ちが届きましたね!一緒にK-Rockのニューヒーローを応援しましょう。最近は、チョン・ジュニョンバンドの来日にうきうきしつつ、VIXXLRの「Beautiful Liar」を、1日に何度も何度も聴いて盛り上がっています。
さて、今回はGirlsグループにスポットをあててみようと思います。ヨン様の奥さまが元SUGARのパク・スジンだったからということがきっかけではありませんが、初の女性特集です。

まずガールズ・グループを語る上で絶対に忘れてはならないのがS.E.S。
1997年にデビューした3人組で、現在もシンガーであるパダ、今や双子のママとなり、ヴァラエティにも進出したシュー。そして大女優となったユジン(キ・テヨンと2011年結婚)がメンバー。彼女たちは、まだまだ韓流ブームが起こる前に日本進出し、シューが横浜在住であったことから、日本での活動は自然な成り行きだったかもしれませんが、残念ながら、当時韓国のトップスターであったS・E・Sの日本進出は失敗に終わりました。
原因としてあげられているのは、まだまだ韓国文化が一般ではなかった日本との距離感、そしてすべてのプロジェクトに対して、綿密な計画がなされていなかったことがあげられています。その後SMエンターテインメントの日本進出により再度CD発売はありましたが、活動はなかったのです
。  2000年の初訪韓の際、S.E.Sのファンミーティングがあるというので見に行きました。異常人気であることは会場の熱気で伝わりましたが、トークとライヴの編成でのファンミは、当時とても新鮮で、言葉がまったくわからなかったにも関わらず、韓国の芸能の一端を垣間見ることができた、貴重な体験でした。トップスターが、体育館でファンミを行う・・・つまり当時韓国にはコンサートなどができる会場が数少なかったということでした。
S.E.Sは日本での成功は得られなかったもののその教訓が、彼女たちに続くSMエンターテイメントの後輩アーティストたち、BoA、少女時代、F(X)、Rec Velvetの日本進出に大きく手を貸すことになりました。

イ・ヒョリは海外のブリトニー・スピアーズ、日本の安室奈美恵
 S.E.S人気は、韓国のガールズ・ムーヴメントを築き、Baby V.O.X、Fin.K.L、Jewelryといったガールズ人気へとつないでいきました。
たった4年間の活動でしたがFinK.Lは、K-POPのガールズ・シーンに革命をもたらせたといっても過言ではないイ・ヒョリを誕生させました。ソン・ユリはお姫さま女優から実力派にまでのぼりつめ、音楽を離れて成功していますが、イ・ヒョリは2003年ソロ・シンガーとしてデビューし、かわいいガールズのイメージを払拭し、セクシーにエキゾチックに、ソロのコンセプトを作り上げ、ファッションも恋愛も自由な感覚で発言し、海外のブリトニー・スピアーズ、日本の安室奈美恵のような存在としてTOPシンガーへと上りつめたのです。
イ・ヒョリのパフォーマンスがあったからこそ、今のセクシーで、洋楽的なアプローチが新時代のガールズ・ムーヴメントを生んだといっていいでしょう。

 その後、Brown Eyed Girls、少女時代、KARA、Wonder Girlsと次々とデビューするわけですが、どのグループも個性派揃いです。
Brown Eyed Girlsは、ミリョのラッパーをいれたセクシー路線のR&Bスタイル。ガインの高音は特徴のひとつです。
少女時代は、BoAの成功法をうまくグループに取り入れ、SMエンターテインメントでの厳しい練習生時代を過ごしたガールズたちで編成され、SUPER JUNIORと同様大所帯。これはグループとして、ひとりひとりの個性を生かし、活動の幅を広げられるようなアーティスト集団となり、新時代の火付け役となりました。
KARAは、独特のダンスの振り付けとかわいらしいルックスで、韓国はもとより日本での活動を主軸にし、成功を収めました。そしてWonder Girlsは、アメリカを視野に入れ、当時のディズニーチャンネルで人気となったジョナス・ブラザーズの全米ツアーに帯同し、北米のショウビズの世界をノックしました。

この時代のグループが、革命を起こしたイ・ヒョリの後を継ぎ、世界に向けてK-POPを発信。続くRAINBOW、Secret、F(x)、T-ARA、4Minutesなどに繋いでいきます。

そしてその後、2NE1、SISTARのような強い個性を打ち出した大きな存在のグループを新たに誕生させたのです。
2NE1は、女性版BIGBANGとしてデビューしたぐらいですから音楽、アティテュードからファッションまで2NE1ブランドを意識したグループ。
SISTARは、ヒョリンの圧倒的な歌声がどんなスタイルであっても中心となっています。最近ではそれぞれのソロ活動も目立っていますが、グループとしての方向性はぶれていません。その反面、グループの統一したイメージというよりも、コンセプチュアルなイメージを楽曲ごとに変化させていくといったグループが増えました。かわいい振付で踊ったと思えば、新曲では超セクシーなコスチュームで登場するといった、ひとつの個性にとらわれないとでもいえばいいでしょうか?
T-ARAはその象徴だったといえます。2009年にネコパフォーマンス。毎回ではなかったにしろ、ユニークな彼女たちのパフォーマンスは楽しみでした。

曲ごとにコンセプトを決めて活動しているアイドルAOAにインタビュー



写真協力:Fm yokohama「Radio HITS Radio」



 そして日本進出1年目のAOAがそのあとを継いで、さまざまなコンセプトを見せてくれています。彼女たちはいよいよ日本でアルバムをリリース。韓国でもまだアルバム発売はしていないのですが、日本のオリジナル曲と韓国のヒット曲を合わせたコンパイル・アルバムになっています。AOAはコンセプドールと言われていて、曲ごとにコンセプトを決めて活動しているアイドルとして知られています。「日本のオリジナル曲「OH! BOY」は、気弱な男の子に私たちがマナーやドレスコードを教えてあげるといったコンセプトになっています。ネクタイのパフォーマンスが特徴です。
「私たちは常にコンセプトを考えています。「ミニスカート」では、スカートをはき、「ショートヘアー」では個性あるコスチューム、「Like A Cat」ではネコで、カッコいいセクシーさを。といった感じです。私たちはセクシーだとよく言われますが、AOAのセクシーは、健康的で堂々としていて、かっこよくて、クール。ちょっと男っぽいイメージですが、女性として自信をもっている姿や、私たちのダンスを見ていただくとわかりますが、堂々としたかっこよさが、AOAのセクシーさだと思っています。」とメンバーは答えています。
AOAがデビューした2012年は、まさに数多くのガールズがデビューしました。そんな中で彼女たちはどのように生き残っていったのでしょうか?「デビューした時、本当にたくさんのガールズ・グループがいて、私たちはTV番組になかなか出る機会がなかったんです。ただただ努力するしかなかったのですが、今ではソロ活動も含め、いろいろなところに出演させてもらい、胸がいっぱいなんです。これからも新たなコンセプトをたくさん考えていきたいと思っています。そして日本で単独コンサートができるようにがんばっていきます。」と意気込みを話してくれました。

 そういえば、KARAを脱退し、ソロ・デビューを果たしたニコルも同じようなことをいっていたのですが、ソロになってセクシーになったという発言に、「これは今回のコンセプトだから。」と。彼女もニューヨークでダンスのレッスンに明け暮れ、パフォーマーとしての自分磨きを行ったということです。みんな努力家ですよね。



写真協力:Fm yokohama「Radio HITS Radio」


 そしてガールズ・グループの特徴として、Girl's Day、missA、A Pink、などのキュートな面が印象的なグループも、歌の実力はお墨付き。つまりどんなスタイルであっても、実力が伴っているから、イメージを変えた楽曲で勝負できるということも、K-POPの魅力なのです。これからも数多くのガールズ・グループが登場するでしょう。

UNICORN、Aprilといった新人も出てきています。そんなガールズ・グループが打ち出すさまざまなコンセプト、パフォーマンスをこれからも楽しみにすることにしましょう。

そんな私はクレヨン・ポップの「パパパ」が大好きです。今でも・・・・。


 次回は、ちょっと懐かしい韓国ドラマの決定版、クラシック・ドラマの特集です。お楽しみに!

<関連アーティスト>


















<ピックアップ>
女性アーティスト一覧
韓国ドラマOST一覧
今年入隊するアーティストをピックアップ!
注目のドラマOSTをピックアップ!
梅雨の季節にピッタリの楽曲をピックアップ!

□バックナンバーへ


HomeRankingSearchBack