第112回 椿の花咲く頃~ ホテルデルーナ ~ ジョン・ヨンファ

- REPORT -

2020年最初のコラムです!今年もよろしくお願い致します。

予想通り、KBS演技大賞では「椿の花咲く頃」が、12冠に輝きましたね。授賞式には、メインキャストが勢ぞろいし、カン・ハヌルが、ファン・ヨンシクになりきっていたり、キム・ジソクは息子のピルグとはしゃいでいたり、カップル賞には、コン・ヒョジン演じるドンベクとヨンシクだけでなく、オ・ジョンセ演じるギュテとヨム・ヘラン演じる弁護士のジャヨンも選ばれ、お祭り騒ぎで楽しい授賞式でした。20年のキャリアで、初めて大賞に輝いたコン・ヒョジンは、ステージ上で、ヒャンミ役のソン・ダムビと目が合い、感無量な表情を見せ、受賞の喜びを語っていました。

コン・ヒョジンは、「サンドゥ、学校へ行こう!」「乾パン先生とこんぺいとう」「ありがとうございます」「パスタ」「最高の愛」「主君の太陽」「大丈夫、愛だ」「プロデューサー」「嫉妬の化身」など、これまでも大ヒットドラマの主演女優を務めてきました。でも、「最高の愛」でも無冠だったのですね!売れない元アイドル、ク・エジョンも良かったし、充電という流行語が生まれました。

もちろんコン・ユと共演した「乾パン先生とこんぺいとう」は心に残る名作。私の韓国ドラマ・バイブルの1作品です。そういえば、「椿の花咲く頃」でもセリフの中に、好みのタイプとしてコン・ユの名前が出てきて、ヨンシクをイラッとさせていましたね。コン・ヒョジンが大賞に輝き、共演者の嬉しそうな表情を見ているだけでも、幸せな気持ちになりました。素敵なファミリーなんですね。

年明けから本格的に「ホテルデルーナ」に集中しました。

ところが、大きな落とし穴が…。怖くて夜見ることができないのです。「ホテルデルーナ」は、日が沈む前に見ないと。ドラマは、IUとヨ・ジングの共演も話題ですが、最近では俳優として頭角を表しているBlock BのP.Oが本名のピョ・ジフンとしてホテルのフロントマン役で、I.O.I出身のgugudanのミナもホテルのインターン役で華を添えています。ホテルデルーナは、霊が霊界へ行く前に泊まるホテル。だから霊がたくさん登場するのです。それがかなりグロテスクで、お化け屋敷に入ったかのような驚きが突然やってきます。

IU演じるチャン・マンウォルは、ホテルデルーナの社長で、1000年も生き続けています。ヨ・ジングのク・チャンソンは、ハーバード大学のエリートで、ホテルマンとしてのキャリアを誇る人物ですが、父親とマンウォルとの奇妙な出来事から、ホテルデルーナの次期総支配人に抜擢されてしまうのです。人間はこの2人だけ。P.Oもミナも霊です(笑)

ちょっと「トッケビ」とテーマが似ていますが、ドラマのシチュエーションは異なっていて、コメディー感も満載です。でも夜見るときは、ひとりで見ないでください。IUのファッションがレトロな感じでかわいいです。今ソウルではレトロ・ファッションが流行しているとか。「ホテルデルーナ」がヒットしたからでしょうか? OSTも「トッケビ」以来の配信チャートの1位に輝いています。Monday KizとPunchの「Another Day」、テヨンの「あなたという詩」は名曲ですね。

日本ではMnet Japanで放映中です。ちょうど今折り返しです。本国では最終回が12%を超えるヒットとなり、tvN局史上最高視聴率だったそうです。

2019年暮れは、活動を再開したジョン・ヨンファのステージを楽しみました。

FNC KINGDOMでは、FNC ENTERTAINMENT所属のアーティストたちによるフェス形式のコンサート。幕張メッセでの公演は約4時間半にも及ぶもので、FTISLAND、AOA、N.Flying、SF9、Cherry Bulletのステージが展開され、ラストはヨンファ復帰ライヴでした。

FTISLANDは、この公演後ソン・スンヒョンが脱退を発表し、俳優の道へ進むことになりました。また、イ・ジェジンは1月21日に入隊が発表になりましたね。この日を境に、FTISLANDの活動はしばらくなくなりますが、今回のKINGDOMのステージはしばらく会えないという、ファンへの挨拶となったのですね。弟分のN.Flyingは、年明け早々、サポート・メンバーだったベースのソ・ドンソンが正式メンバーになると発表されました。ステージを見ていても、素晴らしいバンドに成長したN.Flyingが、さらに強力なバンドとなることが約束されたようなものですね。なんといっても、チャ・フンのギタリストとしての腕前は素晴らしく、プデュシーズン2から見ていたフェスンのヴォーカリストとしての実力に驚かされ、スンヒョプがバンドをまとめ、ジェヒョンの半端ない笑顔、とバンドのスタイルが多様であることを感じさせてくれます。デビュー直後に一度インタビューをしたことがありますが、メンバー・チェンジがあり、フェスン加入後「Rooftop」が大ヒットしたN.Flyingに、ぜひインタビューしたいなと。クイーン・メドレーも本当に素晴らしかったです。歌のうまさだけではない、センスを感じるカバーでした。

そして最後はヨンファの登場!ファンの盛大な歓迎コールの中、歌うこと、パフォーマンスすることの楽しさを肌で感じ取っている姿を見て、ヨンファのようなアーティストが、センス溢れる音楽スタイルで、これからのK-POPシーンを再び牽引し、世界へと飛び出して欲しい、と思いました。翌々日のファンミーティグでは、軍隊での特攻隊としての役割をおもしろおかしく説明してくれましたが、やっと任期を終えた、韓国男子の開放感にあふれたトークは、笑いがいっぱいの楽しい時間でした。洋楽的な音楽センスをもち、クリエイティヴなヨンファの次なる作品「FEEL THE Y’S CITY」は、2月26日に発売になります。そして3月2、3日名古屋、11、12日大阪、3月14、15日はパシフィコ横浜でソロ公演があります。

写真は、FNC KINGDOMの翌日に開かれたパーティーにて!


©Fm yokohama「Radio HITS Radio」
今泉圭姫子
ラジオDJ / 音楽評論家 / プロデューサー

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